トライング

アラサー独女の日々のブログ

パターン別アラサー女子におすすめ漫画

独断と偏見でアラサー女子におすすめ漫画をあげてみるよ!

 

1.仕事頑張りたい人向け

・バサラ(田村由美さん)

私が小学生くらいにアニメやっていた昔の漫画。大河ロマンス漫画かな?今は文庫版が売っているので、仕事が大変な時にこれを楽しみに頑張っていました。全15巻+番外1巻なので1巻づつ買っていけば長く楽しめますよ。ストーリーは文明が滅んだ未来の日本で運命の子「タタラ」として生きることになった少女の話。戦国時代くらいに戻った日本の政治は君主制、その君主は暴君という世界で誰もが平和で豊かな国を求めている…日本全国各地をめぐる旅で主人公の少女自身が道を切り開いていく、もしくは皆を巻き込んで進んで行く物語です。助けてくれる男性キャラも魅力的な人が多いですが、やはり主人公が傷つきながらも頑張ろう、生きようとしている場面を見ると、自分も仕事頑張ろうって思えるところが好きです。あと、男性キャラの台詞でお前の成長を見せて貰ったから十分借りは返して貰ったよ…みたいな1人の人として主人公を認めてくれる言葉がとても心に残ります。

天は赤い河のほとり篠原千絵さん)

タイムスリップストーリー。現代の少女が古代オリエントヒッタイトという国にスリップしてやがてその国の王妃になるまでの話。こちらは全16巻です。バサラに比べると内容はソフトな感じがして、少女漫画感多めです。ですが、こちらも主人公が危機を自分で克服していくので見ていて頑張ろうと思える場面が多いです。あとこちらは主人公の敵がはっきりしていて、女性なのでその部分の対応や決着の付け方みたいなものがすごく考えさせられます。バサラもそうだったのですが、舞台が国単位なので政治的要素もあります。男性キャラはイケメンハイスペック(国王レベルの方々)が取り合ってくれる素敵仕様です。背景は実史に沿っている部分も多くあります。

花宵道中宮木あや子さん・斉木久美子さん)

文学賞受賞の官能小説を漫画化したもの。6部構成です。江戸・吉原遊郭の女郎達の恋物語です。各部ごとに主人公が変わって、色々な人の視点から吉原の生活が見れて面白いです。遊郭は女性にとって厳しい環境の仕事でしたが、その中でも逞しさやしたたかさや一途な思い(恋愛に関してだけではなく)があって、つらい時でも前を見よう、顔を上げようと思えるすっきりした気持になれます。十六夜時雨がおすすめ。

コスメの魔法(あいかわももこさん)

TVドラマにもなった漫画です。残念ながらTVは見ていません。カリスマ美容部員、高樹礼子さんが美に悩める女性達を次々と解決に導いて行くストーリー。ほぼ1話完結で外見的な美容トラブルと精神的な気持ちのトラブルを同時に解決してくれます。女子高生から4、50代の年配の女性まで、また様々なケースのトラブルが描かれているのでどこかは必ず共感出来るポイントがあると思います。

 

 

2.仕事に恋愛に迷っている人向け

東京タラレバ娘東村アキコさん)

今話題の漫画だと思います!タラレバ娘!アラサードンピシャ主人公S。3人のアラサー女子が恋と結婚とこれからについて迷走しまくる(え?)ストーリー。6年後の東京オリンピックまでに結婚を夢見て現実に潰されるところがぐさぐさ自分にささります。この際おもいっきり迷走しまくって自分を試してみるのも必要なんだと思いたい…思いたくなる漫画です。

・ペン先にシロップ(七尾美緒さん)

ドジっこ編集者が超天才男子高校生漫画家の担当になったらこうなるというストーリー。ドタバタコメディ色。主人公が究極に仕事出来ない系の女の子です。それを面倒くさがりながらオールカバーして救ってくれるイケメン、年下、天才男子との恋!まさに少女漫画的ストーリーではあるのですが、気持ちはあるけど空回りしかしない時があって、そこが割と多く描かれているので共感部分が多くありました。人によってはこの部分が無理だなと感じる方も多いかもしれません。仕事も恋愛も相手に良い部分だけ見て欲しいけど、本当にしんどくなった時、本当に醜い自分を見せてしまった時にそれでも傍に居てくれる人って、たとえ苦手な人でも信頼感が他の人とは別格になりますよね。そんな場面がある気がします。

 

 

3.結婚したい人向け

・はぴまり(円城寺マキさん)

今アマゾンプライムでディーンフジオカさん他によりドラマ化されている漫画です!ハッピーマリッジの略で「はぴまり」ですね。借金持ちで男に夢はない女の子が借金帳消しの契約で結婚することろから始まるストーリー。相手は大企業の社長!安定のイケメン、高スペック男子ですね。少女漫画ですね。契約結婚から本物の恋が始まるパターンです。やはりどんな相手だとしてもお互いに興味を持つという所から人間関係は始まるのですね。相手が気になったり、好きになる過程が面白いですね。

それでも世界は美しい椎名橙さん)

太陽の国の国王(少年)に雨の国の王女が嫁ぐところから始まるファンタジーストーリー。少年は世界を手にしていながら心に闇を抱えていて、年上の主人公は上でもなく、下でもなく、共に同じ目線になって歩んで、成長していこうとします。少年も徐々に敵であった「世界」を受け入れようと一緒に歩んで行きます。主人公は割と男前なメンタルで少年を守ろうとしますし、なだめるような台詞に人間愛的なものを感じます。少年は一応王様なので立ち振る舞いは大人だけど不安定に愛を求める子供の部分もあって、主人公も特殊な能力の不安定さを抱えていて、二人が支え合って成長していけたらいいなと願ってしまう漫画です。

 

以上長くなりましたが、お気に入りの1冊を見つけて頂けたら幸いです。